フレーム補間
フレーム補間とは?仕組みと方式の違い、ヌルヌルが気持ち悪く感じる理由とデメリット
テレビで見る映画が妙にヌルヌルして気持ち悪い。AI で動画を 60fps にしたら、輪郭が溶けたようになった。アニメに使ったら違和感がすごい——フレーム補間には、便利さと同じくらい「違和感」の話がついて回ります。この記事では、フレーム補間とは何かを最初に一言で説明し、方式ごとの仕組みの違い、テレビのように見るときに補間するものと動画ファイルを作り直すものの違い、違和感と破綻の正体、使いどころまでを順番に整理します。
この記事の結論
- フレーム補間とは、前後2枚のコマから「その間にあったはずのコマ」を推定して作り、1秒あたりのコマ数を増やす技術です。「フレーム補完」と書かれることもありますが、指しているものは同じです。
- 方式は大きく4つ(複製・ブレンド・オプティカルフロー・AI モデル)。動きが本当に滑らかになるのは、動きを推定する後ろの2つです。
- ヌルヌルが気持ち悪く感じる主な理由は、映画の 24fps に慣れた目が「ビデオっぽさ」を感じること(ソープオペラ効果)と、推定の失敗による破綻です。映画や手描きアニメには合わないことが多く、「いらない」と感じるのは自然な感覚です。
フレーム補間とは:前後のコマから「間のコマ」を作る技術
動画は、少しずつ違う静止画(コマ、フレーム)を連続して切り替えたものです。フレーム補間は、隣り合う2枚のコマを手がかりに、その中間の瞬間にあったはずの絵を作って、間に差し込む技術です。英語では frame interpolation、テレビの機能としては motion interpolation や motion smoothing とも呼ばれます。
30fps(1秒30コマ)の動画で、各コマの間に1枚ずつ差し込めば 60fps に、3枚ずつ差し込めば 120fps になります。下の図は、マス目1つを 1/120 秒として並べたものです。
複製と補間は、どちらもファイル上は同じ 60fps です。違いは、差し込んだコマの中身が「前のコマのコピー」か「中間の瞬間を推定して描いた新しい絵」か、だけです。この違いが見た目のすべてを決めます。
「フレーム補間」と「フレーム補完」はどちらが正しい?
「補間」は数学の interpolation(内挿)の訳語で、「分かっている値と値の間を推定して埋める」という意味です。「補完」は「足りないものを補って完全にする」という意味の一般的な言葉です。技術の用語としては「フレーム補間」が本来の表記ですが、「フレーム補完」もゲームや動画の話題で広く使われていて、指しているものは同じです。このサイトでは「フレーム補間」と書きます。
アニメの「中割り」との違い
アニメの制作では、動きの要所の絵(原画)の間を埋める絵を描く工程を「中割り」と呼びます。「間を埋める」という考え方はフレーム補間と同じですが、中割りは作り手がタイミングや形を設計しながら描くもので、完成した映像から機械的に推定するフレーム補間とは別物です。中割りを AI で手伝う試みもありますが、完成した動画の fps を上げる処理とは目的が違います。
フレーム補間の仕組み(原理):4つの方式の違い
「フレーム補間」や「fps 変換」と呼ばれる処理の中身は、大きく4つに分かれます。前の2つは動きを推定しないので、厳密には補間と呼べないものも含みます。
1. 複製(同じコマを繰り返す)
前のコマをそのままコピーして並べます。ファイルのフレームレートは上がりますが、絵が切り替わる回数は元のままなので、動きはまったく変わりません。主な用途は、納品先の規格に fps を合わせることです。「60fps にしたのに滑らかにならない」という悩みの多くは、この方式が使われていたことが原因です(動画の60fps化で詳しく説明しています)。
2. ブレンド(前後のコマを重ねる)
前後2枚のコマを半透明で重ねた画像を、間に差し込みます。絵の切り替わりは細かくなりますが、動いているものが二重に写る残像が出ます。動きを推定しないぶん処理はとても軽く、アプリによっては「高速」モードとして用意されています。
3. オプティカルフロー(動きを推定して、絵を動かす)
オプティカルフローとは、2枚の画像の間で、画面の各点がどちらへどれだけ動いたかを表した「動きの地図」のことです。これを推定し、前後のコマの絵を中間の位置まで動かして(変形させて)合成すると、中間のコマができます。動画編集ソフトのスロー機能や、テレビの動き補間などで使われてきた考え方です。
弱点は、動きの地図が作りにくい場面です。たとえば、手前を人が横切ると、それまで隠れていた背景が現れます。その部分は前のコマに写っていないので、動かすための絵がそもそもありません。こうした場所や、速すぎる動き、似た模様が並ぶ場所で、にじみやゆがみが出やすくなります。
4. AI モデル(深層学習による補間)
大量の動画を使って、「前後のコマから中間のコマを当てる」練習をさせたニューラルネットワークで補間する方式です。動きの推定と絵の合成を学習した結果で行うため、隠れていた部分の補い方や細部の扱いが、従来の方法より自然になりやすいのが特徴です。
代表的なモデルのひとつが RIFE(Real-Time Intermediate Flow Estimation)です。2020年に論文が公開され、2022年にコンピュータビジョンの国際会議 ECCV に採択されました。中間の瞬間の動きを直接推定する設計で、速さと品質のバランスがよく、無料の PC ソフトからスマホアプリまで、多くのツールで使われています。ただし、AI でも推定であることは変わりません。苦手な場面では、やはり崩れることがあります。
出典:Huang ほか「Real-Time Intermediate Flow Estimation for Video Frame Interpolation」(arXiv、ECCV 2022 採択)
| 方式 | 間のコマの作り方 | 見た目 | 弱点 | 主な使われ方 |
|---|---|---|---|---|
| 複製 | 前のコマをコピー | 変わらない | 滑らかにならない | 書き出し時の fps 合わせ |
| ブレンド | 前後のコマを半透明で重ねる | 少し滑らか。二重の残像が出る | 速い動きほど残像が目立つ | 軽い処理モード |
| オプティカルフロー | 動きを推定し、絵を変形させて合成 | 滑らか | 前後の重なり・速い動き・細い模様で崩れやすい | 編集ソフトのスロー機能、テレビの動き補間 |
| AI モデル | 学習したモデルが動きを推定し、絵を合成 | 滑らか。崩れが比較的少ない | 処理が重い。苦手な場面では崩れる | 補間専用のソフト・アプリ |
実際に動画を滑らかにするときに、撮影時の 60fps も含めてどの方法を選ぶべきかは、動画をヌルヌルにする方法で比べています。
「見るときに補間する」ものと「動画ファイルを作り直す」もの
フレーム補間には、使われ方の違う2つの世界があります。ここを分けておくと、「テレビの補間は嫌いだけど、自分の動画には使いたい」といった判断がしやすくなります。
見るときに補間するものは、再生や描画と同時に、その場で間のコマを作ります。テレビの倍速機能(動き補間)、動画プレイヤーの MEMC(Motion Estimation / Motion Compensation の略で、動きの推定と補償という意味)、ゲームのフレーム生成機能などがこれにあたります。結果はどこにも残らず、その画面で見ている間だけ滑らかになります。1コマに使える計算時間が限られるので、推定は簡略になりがちです。また、間のコマを作るには「次のコマ」を待つ必要があるため、わずかな遅れが生まれます。ゲームでフレーム生成の遅延が話題になるのは、このためです。
動画ファイルを作り直すものは、補間専用のアプリや PC ソフト、編集ソフトのスロー機能などです。時間をかけて計算し、生成したコマを含めた新しい動画ファイルとして書き出します。保存・共有でき、誰がどの画面で見ても同じ結果になります。PC で使える補間ソフトの違いは60fps化ソフトの比較で整理しています。
| 観点 | 見るときに補間する | 動画ファイルを作り直す |
|---|---|---|
| 例 | テレビの倍速機能、MEMC 対応の動画プレイヤー、ゲームのフレーム生成 | 補間アプリ、PC の補間ソフト、編集ソフトのスロー機能 |
| 結果 | 残らない(その画面で見ている間だけ) | 新しい動画ファイルとして保存できる |
| 1コマにかけられる計算時間 | ごくわずか(60Hz なら約17ミリ秒以内) | 必要なだけかけられる |
| 遅延 | 次のコマを待つぶん生じる | 関係ない(再生は普通の動画と同じ) |
| 向いている使い方 | 自分で見るとき | SNS に投稿する、人に送る、編集の素材にする |
テレビのフレーム補間をオフにしたいとき
テレビの動き補間は、メーカーや機種ごとに機能の名前が違います。映像の設定の中にある「倍速」「動き」「残像」などに関わる項目であることが多いので、取扱説明書でそうした言葉を探すのが確実です。
もうひとつの方法が「FILMMAKER MODE」という画質モードです。映画やドラマを作り手の意図どおりに見るために UHD Alliance(映像・家電関連の企業でつくる業界団体)が定めたもので、動き補間をオフにし、元のフレームレートを保つことが条件になっています。テレビがこのモードに対応していれば、選ぶだけで補間が切れます。
出典:FILMMAKER MODE 公式サイト「About」(2026年10月確認)
映画の作り手の側にも、この機能を嫌う声は根強くあります。2018年12月には、俳優のトム・クルーズさんと監督のクリストファー・マッカリーさんが、テレビの動き補間(モーションスムージング)をオフにするよう呼びかける動画を公開して話題になりました。
出典:/Film「Tom Cruise Demands You Turn Off Your Motion Smoothing」(2018年12月)
ヌルヌルが気持ち悪い・違和感がある理由
同じヌルヌルでも、スポーツ中継やゲームでは好まれ、映画やドラマでは嫌われがちです。滑らかさそのものが悪いのではなく、その映像に「期待している動き」と違うことが、違和感の正体です。理由を3つに分けて説明します。
1. ソープオペラ効果:映画の 24fps に慣れた目
映画は、音の出る映画が広まった1920年代の終わりごろから、ほぼ100年にわたって1秒24コマで作られてきました。24fps の映像は、少しカクっとした独特の動きをしていて、私たちはそれを「映画らしさ」として覚えています。
一方、アメリカの昼のメロドラマ(ソープオペラ)などのテレビ番組の多くは、映画用のフィルムより安いビデオカメラで撮られ、映画より動きが滑らかに見えました。テレビの補間で映画がヌルヌルになると、映画が安いテレビ番組のように見えてしまう——これが「ソープオペラ効果」と呼ばれる理由です。「ホームビデオっぽい」「舞台裏のメイキング映像のよう」「生々しすぎる」という感想は、すべてこの効果を指しています。
参考:Wikipedia(英語)「Soap opera effect」
2. ぶれは残ったまま、コマだけ増える
カメラは、シャッターが開いている間の動きを1コマの中に「ぶれ」として写し込みます。24fps の映画は1コマあたりの時間が長いので、動きの速い場面では大きくぶれています。フレーム補間はこのぶれを消せないため、補間すると「ぶれているのに、ヌルヌル動く」という、現実のカメラでは撮れない見え方になります。これも、なんとなく気持ち悪いと感じる原因のひとつです。
3. 推定の失敗による破綻(アーティファクト)
補間したコマは、あくまで推定です。推定が外れると、元の映像にはない崩れ(アーティファクト)が出ます。出やすい場面と理由は次のとおりです。
| 場面 | 起きやすい崩れ | なぜ起きるか |
|---|---|---|
| 速い動き | 輪郭がゆがむ・溶けたように見える | 前後のコマで、同じ場所を見つけにくい |
| 手前を物が横切る(前後の重なり) | 重なった部分がにじむ | 隠れていた背景は前のコマに写っておらず、描く材料がない |
| 髪・手足の輪郭・格子・網などの細い線 | 線が途切れる・波打つ | 似た形が並び、どこがどこへ動いたかを取り違えやすい |
| 文字・テロップ・ゲームの画面表示 | 字が崩れる・にじむ | 背景と違う動きをする小さな形を、正確に追いにくい |
| カットの切り替わり | 2つの場面が混ざったコマが一瞬入る | 無関係な2枚の「間」を無理に作ってしまう |
| 半透明のもの・水しぶき・煙 | 形が崩れる | 1つの場所に、いくつもの動きが重なっている |
| 急に現れるもの | にじむ・ちらつく | 前のコマに、対応する絵がない |
| 10fps 以下のような極端に低い fps | 全体が不自然になる | コマの間が離れすぎて、推定が当たらない |
リアルタイムの補間は計算時間が限られるぶん、こうした崩れを抑えるのが難しくなります。テレビの補間で字幕の周りがチラついたり、走る人の手足がゆがんだりすることがあるのは、このためです。
アニメにフレーム補間を使うと違和感が出やすい理由
「アニメ 60fps 違和感」「アニメ ぬるぬる 気持ち悪い」と検索されるように、アニメはフレーム補間と特に相性が難しいジャンルです。理由は、アニメの作り方そのものにあります。
日本のテレビアニメの多くは、ファイルとしては 24fps でも、同じ絵を2コマ続けて1秒12枚にしたり(2コマ打ち)、3コマ続けて1秒8枚にしたり(3コマ打ち)して作られています。下の図は、1秒24コマのうち半秒ぶんを並べたものです。
この作り方とフレーム補間を組み合わせると、次のようなことが起きます。
- 動きにムラが出る:同じ絵が続く区間は「動きがない」と判断されるので、補間しても何も変わりません。絵が切り替わる一瞬にだけ間のコマが作られ、「止まる→スッと動く→止まる」という不自然なリズムになります。ソフトによっては、同じコマを取り除いてから補間する機能を持つものもあります。
- 演技の緩急が平らになる:アニメの動きの速い・遅い(タメやツメ)は、作り手が枚数とタイミングで設計した演技です。間を機械的に埋めると、その緩急がならされて、のっぺりした動きになります。
- 人物と背景で推定が混乱する:背景は毎コマ動き、人物は3コマごとに動く、というように、画面の中で動く間隔が違うことがあります。
- 線と色の崩れが目立つ:くっきりした線と平らな色でできた絵は、線の途切れや色の境目のにじみが、実写よりはっきり見えます。
- 形が一気に変わる表現が溶ける:作画では、あえて中割りを入れずに形を一瞬で変える表現があります。補間はその間を無理につなぐため、絵が溶けたように見えます。
アニメファンが言う「ぬるぬる」は、作り手が枚数を描いて生まれた滑らかさです。補間で作る滑らかさとは別物で、作り手の意図を変える処理だと理解したうえで使うのがおすすめです。アニメを60fps化するときの方法と、少しでもきれいにするコツはアニメを60fps化する方法にまとめています。
フレーム補間のデメリット
- 崩れ(アーティファクト)が出ることがある:速い動き、前後の重なり、細い線、文字、カットの切り替わりなどで起きやすくなります。
- 映画・ドラマ・アニメの質感が変わる:24fps に込められた「映画らしさ」や、アニメのタイミングの設計が失われます。
- 作ったコマは本物の記録ではない:あくまで推定なので、スポーツの判定やフォームの精密な分析、記録としての正確さが必要な用途には向きません。
- 時間と計算の負担がある:ファイルを作り直す補間は、生成するコマの数だけ処理に時間がかかります。見るときの補間は、わずかな遅延が生まれます。
- 画質は良くならない:増えるのはコマの数だけです。ぼやけやノイズを減らす、解像度を上げるといった「高画質化」は別の技術です。
- 失われた瞬間は戻らない:コマ落ちで抜けた部分や、撮影されていない出来事は、補間しても復元できません。
使いどころと、使わないほうがいい場面
| 場面 | 向き・不向き | 理由 |
|---|---|---|
| スマホで撮ったスポーツ・ペット・子ども・乗り物 | 向く | 実写で、コマ数だけが足りない素材は推定が当たりやすい |
| 30fps で撮った動画を、後からスローにする | 向く | 引き伸ばしで足りなくなるコマを補える |
| 昔撮った 30fps の動画を、今の画面で見やすくする | 向く | 撮影自体はできていて、コマ数だけが少ない |
| ゲーム実況・画面収録の動画 | 場合による | 動きは滑らかになるが、文字や画面表示が崩れることがある |
| 映画・ドラマ | 向かないことが多い | 24fps の質感が意図されている |
| 手描きのアニメ | 向かないことが多い | 同じ絵の繰り返しと、タイミングの設計がある |
| 会話中心・動きの少ない映像 | 効果が薄い | コマの間で被写体がほとんど動かない |
| 判定・精密な分析・記録 | 向かない | 作ったコマは推定で、本物ではない |
| 手ぶれを直したい・画質を上げたい | 別の技術 | 補間はコマを増やすだけ |
「フレーム補間はいらない」と感じたら
そう感じるのは自然なことです。作品を作り手の意図どおりに見たい人にとって、補間が「無粋」に感じられるのはもっともで、テレビならオフにすれば済みます。一方で、スマホで撮った自分の動画のように、もともと「映画らしさ」を狙っていない実写の映像では、補間で見やすくなることも多くあります。作品を見るときと、自分の動画を作り直すときとで、使い分けるのが現実的です。
自分の動画でフレーム補間を試すには
iPhone で撮った動画なら、パソコンに移さず iPhone の中で補間できます。筆者が開発しているなめらか動画くんは、AI のフレーム補間モデル RIFE を iPhone の中で動かし、生成したコマを含めた動画を書き出すアプリです。動画はどこにも送信されません。
この記事で説明した崩れは、素材しだいでどのアプリでも起こりえます。なめらか動画くんでは、処理が終わると変換前と変換後を1画面に並べ、境目のスライダーを左右に動かして見比べられるので、違和感がないかを確かめてから保存できます。無料版でも10秒以内(長い動画は先頭10秒)を最大 60fps まで処理して保存できます。
アプリの選び方はiPhone のフレーム補間アプリの選び方、具体的な手順は動画の60fps化と後からスローモーションにする方法で説明しています。
よくある質問
フレーム補間とは、簡単に言うと何ですか?
動画のコマとコマの間に、その瞬間にあったはずの絵を推定して差し込み、動きを滑らかにする技術です。30fps の動画を 60fps や 120fps にするときに使われます。
フレーム補間は英語で何と言いますか?
frame interpolation です。テレビの機能としては motion interpolation や motion smoothing、動画プレイヤーでは MEMC と呼ばれることもあります。
フレーム補間とフレーム生成は違うものですか?
考え方は近いものです。「フレーム生成」は、ゲームで描画と同時に追加のコマを作る機能を指して使われることが多い言葉です。動画ファイルを作り直す補間との大きな違いは、リアルタイムで行うかどうかです。
フレーム補間で画質は上がりますか?
上がりません。増えるのはコマの数だけで、ぼやけ・ノイズ・解像度はそのままです。画質を上げたい場合は、超解像などの別の技術が必要です。
オプティカルフローと AI の補間は何が違いますか?
どちらも動きを推定して間のコマを作りますが、AI の補間は推定と合成を大量の動画から学習している点が違います。そのため、前後の重なりや細部の扱いが自然になりやすい一方、処理は重くなります。
テレビのフレーム補間はオフにしたほうがいいですか?
映画・ドラマ・アニメを作り手の意図どおりに見たいならオフがおすすめです。スポーツ中継のように動きの見やすさを優先したい映像では、オンのほうが見やすいと感じる人もいます。好みで使い分けて構いません。
スマホでもフレーム補間はできますか?
できます。iPhone でも、AI のモデルを端末の中で動かして補間するアプリがあります。ただし、fps の数字を変えるだけで補間をしないアプリもあるので、選び方はフレーム補間アプリの選び方を参考にしてください。
補間したコマは、どのくらい正確ですか?
動きが素直な場面ではかなり自然ですが、本物の記録ではありません。速い動きや前後の重なりでは崩れることがあり、判定や精密な分析の根拠には使えません。